仮想通貨とは? 今後はどうなる? 仮想通貨の仕組みや将来性をわかりやすく解説

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投資の基礎知識
中井パンダ
中井パンダ

今回のテーマは「仮想通貨」。仮想通貨といえば数年前に起きたバブルが記憶に新しいところだけど、最近はちょっと落ち着いてるような雰囲気だよね。

ウォン
ウォン

そもそも仮想通貨とかビットコインって、自分から追わなければ特に情報が入ってくるということもなく、人によってはかなり遠い存在であるように感じているかもしれないね。

中井パンダ
中井パンダ

でも実際には既に僕たちの生活にかなり近づいてきていて、誰もが近い将来関わる可能性がある代物だと言えるね。

ウォン
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今回は、仮想通貨はどのような存在なのか、どんな仕組みで成り立っているのか、そして、仮想通貨への投資にどんなリスクやメリットがあるか、ということなどを解説していきたいと思います。

中井パンダ
中井パンダ

全く予備知識がない人でも分かるように構成しているので、ぜひ最後まで見ていってください

この記事を書いた人
コアラ先生

Youtuebチャンネル「コアラ先生の時事ネタ祭り」で、ニュースや社会問題から投資情報の解説動画を配信。登録者は30万人超。個人投資家の一面もあり、自分で体験して得た知識を視聴者にも共有したいという想いから投資情報サイト「コアラボ」を設立。

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仮想通貨とは? どんな種類がある?

それでは、仮想通貨・暗号資産の細かい仕組みなどを説明する前に、まず仮想通貨にはどんなものがあるのか、ということに触れていきます。もっとも有名なものはビットコインでこれは多くの人が名前は聞いたことはあると思います。またここ数年で、二番目にメジャーなイーサリアムという仮想通貨の名前もよく耳にするようになりました。その外にもリップルなど、メジャーなものだけでも20種類以上、草コインと呼ばれるマイナーな仮想通貨まで含めると全部で1000種類以上存在していると言われています。

それを聞くと、少し混乱してしまいそうですが、この中で最も重要なのは断然ビットコインです。ビットコインは全ての仮想通貨の始まりとなった始祖的な存在でありながら、未だに仮想通貨全体の40~50%の割合を占める超主要な存在なんです。そのような圧倒的な違いから、ビットコイン以外の仮想通貨を全てひっくるめて「オルトコイン」と呼んだりもします。
つまり、ビットコインを知ることは、仮想通貨の基本的な部分を知ることと同じだと言えるわけです。
この記事内でも主にビットコインを念頭に置いて説明をしていきたいと思います。

お金と仮想通貨の違いは何?

お金(法定通貨)とビットコインは何が違うのかというところで、これを比較をしていくと、まずお金については、国が公式に発行しているもので、その国の中で買い物をするときなどには基本的にそのお金を使用することができます。店は事前に特別な約束をしていない限り、お金を受け取って決済をしなくてはいけません。

この性質は「強制通用力」と呼ばれていて、法律にもそのように書かれています。
そして、この「お金」は国が必要に応じて発行数を増やしたり、流通量を減らしたりすることができます。そういう意味で、お金は国によって完全に管理されている存在である、とも言えます。
一方のビットコインについては、一部のお店では既に支払い手段として使えるようになっていますが、あくまでそれは店側が「ビットコインでもいいよ」と言っている場合のみで、受け取る気がない店舗は支払いを拒否しても構いません。もちろん、ビットコインに限らず他のオルトコインでも同じことが言えるので、これが現状で一番大きい、お金と仮想通貨の相違点だと言えます。

ビットコインは金や銀に近い存在?

もう一つビットコインとお金で違う部分があります。それは国によって自由に発行量が決められるお金と違い、ビットコインには発行数量に限りがある、ということです。実はこれが、ビットコインが金に近い存在だと言われている理由で、ビットコインは開発された当初から、発行数量が2100万BTCまでと決められていました。鉱物資源である金も、存在する量は地球に埋まっているだけ、と決まっています。どちらも数が決まっていることから、希少性があるという点で一致をしているわけです。

2番目に人気のある仮想通貨であるイーサリアムは発行上限自体は定まっていないものの、これは無限に発行するという意味ではなく、システム運用上の仕様であり、アップデートが進めば自ずと発行数が定まってくると考えられているため、ビットコインほど明確ではないものの希少性はあり、それが価値の源の一部になっていると考えられます。

ビットコインの機能性

しかし、ただ希少性があるというだけでは、多くの人が価値のあるものと認めてくれません。金であれば、見た目が美しく、古来から価値があるものとして人々に認識されてきた経緯や現代では工業製品にも利用されるなどするため、皆が価値のあるものと考えています

ここでようやく、ビットコインの具体的な仕組み・システムについて解説をすることになります。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は「デジタル通貨」や、「暗号資産」と呼ばれることもありますが、その名が示すとおり、データとして存在するモノで、実物のコインがある訳ではありません。
ビットコインの優れた点は、インターネットにつながってさえすれば、世界中の誰にでも、いつでも、渡したり、受け取ったりすることができる、 という点です。
もちろん銀行振込やネットバンクのアプリから振込を依頼して、データ上だけで金銭を移動させることは現代では簡単にできます。ただし、そちらは全て銀行のシステムに依存していて、国や銀行という存在があって初めて成立する取引です。詳細は後ほど説明しますが、この点も仮想通貨の存在意義の一つになってきます。また、銀行などを通じた海外送金では高額の手数料や時間もかかります。

ビットコインは銀行送金と何が違う?

銀行でのやりとりとビットコインでのやりとりの違いをもう少し詳しく見てみると、銀行でのやりとりは、本人確認の上で作成された各個人の口座にお金が入っていて、それが全て銀行のサーバーに記録されている訳ですね。
AさんがBさんに10,000円送金した、という取引があると、銀行のサーバーに「A さん -10,000円」「Bさん +10,000円」という記録が書き加えられるという訳です。
これらの取引は全て銀行という会社の管理下で行われているもので、ある意味預金者が銀行を全面的に信用していることで成り立っているわけですね。

銀行振込の流れを解説

一方のビットコインは、この取引が全てシステムによって成り立っています。
どういうことかというと、似たような形でAさんがBさんに1BTCを送る場合、Aさんの端末からビットコインのシステムに入り、Aさんだけが持っている鍵を使い、送金依頼をかけます。するとビットコインのネットワークを通して、この取引が共有されます。ビットコインのシステムは、参加している人全員で共有・同期しているのが特徴で、Aさんの送金依頼は瞬く間に全てのシステムに送られ、チェック・記録されます。

ビットコイン取引の特徴まとめ

簡単に説明しましたが、これがビットコインの革新的なシステムの肝で、要は国や銀行のような中央管理者がおらず全員=つまりはシステム全体が管理者となっている、ということなんですね。
そしてこのシステムそのものも全てがオープンになっていて、不正がないかのチェックを誰にでもできるような状態になっています。

ビットコインが改ざんされない理由

ビットコインのシステムは、改ざんが困難とされていますが、これも今の説明とリンクする部分です。例えば先ほどの銀行のサーバーは、 ハッキングされないように、銀行が高いコストを支払い、厳重なセキュリティを構築して預金者のデータを守っています。
一方のビットコインは、例えば悪意を持ったBさんが、先ほどの1BTCの取引を後から書き変えて、5BTCの取引が行われたように見せかけようとしたとしても、システム上で全ての取引が共有されているため、すぐに嘘だということがバレてしまいます。
Bさんがシステム全体を騙すためには、世界の半分以上のユーザーを何らかの方法でコントロールし、書き変える必要があり、極度に高いハードルになっています。
これが、ビットコインのシステムが信頼性が高いとされている理由です。

中井パンダ
中井パンダ

ここまでの話を少しまとめると、ビットコインを価値のあるものとしているのは、その希少性と機能性が多くの人に評価されているからである、ということだったね。

ウォン
ウォン

ただ、ここまでの話を聞いて、ビットコインがスゴイことは分かったけど、別に海外に送金もしないし、必要性がちょっと分からない、って思った人もいるかもしれないね。

中井パンダ
中井パンダ

ある意味その感覚は正しくて、既にビットコインなどが世に出てからソコソコの時間が経ったけど、未だ「なくてはならない」というほどの存在にはなっていない。

ウォン
ウォン

ここからは主にビットコインや仮想通貨の現在地みたいな話に移っていきたいと思うよ。熱狂が醒めた今だからこそ冷静に見つめられる部分もありそう。

ビットコインが誕生した背景

ビットコインは2008年、サトシ・ナカモトという匿名の人物の論文によって、そのシステムが提唱され始めました。ナカモト氏はビットコインを「第三者の信用に依存しない電子取引のシステム」としていて、つまり銀行や、ひいては国の存在がなくても成り立つ取引システムを作りたかった、と考えられます。ちなみに、このナカモト氏は未だに正体不明で、性別や国籍、そもそも個人なのか組織なのかも分かっていない、という謎だらけの人物なんです。
ナカモト氏と、このシステムの革新性や考え方に共感した技術者たちによりビットコインの開発が進められ、2009年に最初の取引が始まりました。当初はもちろん知名度もなく、誰も価値のあるものだと考えていなかったため、初めて値段がついたときには 1BTC=0.07 円だったと言われています。
2010年にはビットコインをお金と交換するための取引所が出現しはじめ、この頃から一般の人々が仮想通貨を手にする機会が増加していきました。

ビットコインのブームと収縮

2011年になると最初のブームが訪れ、1BTC=約 1,500円まで値上がりしました。2013年にはヨーロッパのキプロス危機などを背景に約12万円まで上昇しましたが、再びブームは終わり約2万円程度まで値を下げることになります。この頃までは、上下を繰り返すといいながらも取引自体はマニアックな層に限られたものでしたが、2017年に訪れた大ブームでは広く一般に認知されるようになりました。手軽にアプリなどから仮想通貨を購入できる環境なども整い、オルトコインまで巻き込んで上昇を続け、最高時には1BTC=200万円を超えるなど、数多くの「億り人」を誕生し話題になりました。
その後バブルは弾け、コロナショック時には一時40万円まで下落しましたが、主要国の大規模な金融緩和などを背景に再び価値は上昇し、2021年11月には史上最高値の1BTC=約777万円にまで暴騰しました。そしてその状況も長くは続かず、2022年中は主に400万円台~200万円台に留まってきました。

イーサリアムとNFTブーム

2021年の史上最高値更新の背景には、コロナ禍での各国の金融緩和や法整備に伴う投資資金の流入などがあると考えられますが、NFTブームとそれに伴うイーサリアムの価格高騰も一つの要因になりました。

NFTは、デジタルアートやコレクションアイテムなど、ネット上の独特な物に個別の価値を付けることができる技術です。これにより、それぞれのデジタルアイテムが唯一無二の存在になり、それを証明できるようになりました。

NFTを可能にしたのが、先にも登場したイーサリアムという仮想通貨の技術です。イーサリアム(イーサ)は、特にスマートコントラクトと呼ばれるプログラムを利用して、様々なアプリケーションが開発されていることで知られています。ここではその技術について全てを解説しませんが、イーサリアム上で作成されたNFTは、スマートコントラクトを利用して所有権などの情報を確実に管理することができます。

これはどういうことかと言えば、デジタルアートやゲーム内アイテムなど、これまで価値が曖昧だったものに対して、『世界に3つしか存在しない』などの明確な価値を持たせることが可能になったということです。有名なところで言うと「CryptoPunks」というNFTアートは1万点のアイコンが作成されましたが、その中でも最も希少とされるアイコンが8,000ETH(取引当時のETH/円レートで約27億円)で取引されたことが話題になりました。
NFTブームにより、NFTの取引量が急増したため、イーサリアムへの需要も同時に高まり、これがイーサリアム高騰の一因となった訳です。

仮想通貨のリスク

ウォン
ウォン

ここまでは仮想通貨のスゴさを伝えてきたけど、実際に多くの人が気になっているのが、仮想通貨のリスクや危険性についてだと思う。

中井パンダ
中井パンダ

確かにビットコインのこれまでを振り返ると、ネガティブな話題も結構あって、むしろそっちのイメージの方が強いかもしれないね。

まず、仮想通貨取引で意識したいのが、価格変動リスクです。暗号資産の価格は急激に上下することがあります。例えば、ビットコインは2021年に1年で約5倍になりましたが、その後一時的に半分の価格に下落しました。取引のタイミングによっては大きく損をすることがあります。マイナーな仮想通貨ではさらに大きな価格変動が起こり得ます。企業の株式では一株あたりの利益など明確な評価指標があり、株価の水準をある程度は推し量ることができますが、仮想通貨の適正な価格を見出すのは困難だと言えるため、リスク管理を難しくしている一つの要因だと言えます。取引の手数料(スプレッド)なども株式や投資信託と比較してかなり高額になっているということも知っておきたいところです。

また、仮想通貨には規制リスクがあります。中央管理者がおらず、国の存在がなくても成り立つのが仮想通貨だということでしたが、国が仮想通貨に関する規制を行うことはそれほど難しくはありません。現に2021年に中国が仮想通貨の取引などに制限をかけ、価格が一時的に下がりました。今のところ日本を含む主要国の中でクリティカルな規制はないですが、システム維持にかかるとされる莫大な電力の問題や犯罪組織の資金源として仮想通貨が利用されているなど、国家にとって不都合な面は多くあり、規制についての議論は継続しています。

多くの人に意識されているのがセキュリティリスクです。仮想通貨の取引は改ざんがほとんど困難だと説明しましたが、ハッキングのリスクはあります。過去にも複数の取引所がハッキングの被害に遭い、多くの投資家が損失を被りました。取引を改ざんすることが難しくとも、本来は保有者しか知り得ない秘密鍵そのものを盗まれてしまった場合、所有権を奪われたことになってしまいます。これまでに起きた盗難は顧客の秘密鍵の管理がずさんだったケースなので、このリスクを回避するためにはセキュリティ対策をしっかりと行っている取引所を利用することが重要です。

さらには仮想通貨を利用した詐欺事件も後を絶たず、これに備える必要もあります。代表的な事例で言うと、ポンジスキームと呼ばれる手法の詐欺が挙げられます。ポンジスキームは、新規投資家から集めた資金で既存の投資家への利益を支払う詐欺です。仮想通貨を利用したポンジスキームでは、NFTなど絡めて高い利益を謳い、多くの人から投資を集めますが、最終的には資金が枯渇し、多くの投資家が損失を被るようになっています。ゲームのように複雑な仕組みを形成する場合もあり、詐欺との区別が付きづらいケースも多々あるため注意が必要です。著名人がこれらの宣伝に関わった事例などもあるため、いくら人が勧めているからといって見ず知らずのNFTや仮想通貨に投資することはかなりのリスクを抱えているという認識が必要です。

資産が貯金だけの人は将来損をする可能性が高いです。損をするリスクを減らすためにも、証券口座を開設して分散投資を行い、NISAを始めて将来に備えましょう。
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リスクを低減させるためにはどうすればいい?

上記の通り、仮想通貨にはあらゆるリスクが潜んでいます。債券や株式といったオーソドックスな投資対象と比較すると、歴史も浅く、法的な保護や取り扱いの規制も脆弱です。そういう意味では、資産を投じて成長させその果実を得る「投資」とは言い難く、単に価格が上がるか下がるかに賭ける「投機」に近いものだと考えられます。

一方で、ビットコインやイーサリアムの資産規模は相当に大きくなってきており、未だ値動きは大きいものの、有価物の一つとして確固たる地位を築き上げています。2023年3月に起きた米シリコンバレー銀行破綻など一連の金融不安の際にも、ビットコインをはじめとする仮想通貨が大きく値を上げるなど、既存の経済システムがダメになった(なりそうな)時の代替資産として金と同じような役割を果たしていると見る向きもあります。

以上から考えて、仮想通貨を取引するなら、まず短期売買で利益を出すことは考えない方が無難です。そもそも値動き自体は先読みできないですし、売買時の手数料も少なくありません。仮想通貨界隈では断続的に事件・事故が発生していて、予期せぬ暴落が幾度となく繰り返されています。法規制も少ないことから一部の人が口先で相場を動かすこともしばしばあります。資産の一つとして長期保有するような形で持てば短期的な暴落に巻き込まれることは避けられます。

そしてこれは仮想通貨に限らない話ですが、分散投資はリスクを低減させる効果があります。一つの仮想通貨に多くの資産を突っ込むのは危険です。まず、自身の資産全体の構成をよく考え、仮想通貨として運用する割合が高くなりすぎないようにした上で、複数の有力な仮想通貨を分散購入することが効果的です。購入時期も一度に一気に購入するのではなく、時期をズラすことで急な相場変動のリスクを低減できます。

また、信頼性の高い取引所を利用することも重要です。資産の管理がずさんな取引所はハッキング被害等に遭う可能性が高いです。二段階認証やパスワードの定期的な変更など、自分自身でセキュリティを向上させる取り組みも欠かせません。

仮想通貨取引所の選び方

ウォン
ウォン

いろいろなリスクを考えると、仮想通貨に投資して大儲けするっていう考えは捨てた方がよさそうだね。

中井パンダ
中井パンダ

ただ、やっぱり少しくらいは仮想通貨を持っておきたいという気持ちはあるよね。NFTとかもブームは過ぎたとはいえ、未だに話題になることも多いし。

ウォン
ウォン

これまでのバブルとかブームの流れを見ていると、あまり過熱感がないときに触っておくのもありかな。ジェットコースターみたいなのは精神的にもよくない。

中井パンダ
中井パンダ

仮想通貨を始めるとなると、まずは取引所をどこにするかが問題になるけど…。

日本で仮想通貨の取引を始める最もオーソドックスな方法は仮想通貨取引所の口座を開設し、そこに銀行口座から日本円を入金、取引所にて仮想通貨に交換という流れになるかと思います。仮想通貨取引所自体はいくつもありますが、先のリスクに関する話の中でもお伝えしたとおり、信頼できる取引所を選ぶことが大切です。

特に注目したい取引所がコインチェックです。コインチェックは国内最大級の仮想通貨取引所です。3年連続でアプリダウンロード数No.1を誇る、名実ともに最大手の取引所だと言えます。

肝心の信頼性については、SSL通信による暗号化や2段階認証の採用、保管する仮想通貨をコールドウォレットで管理するなど、徹底したセキュリティ対策に力を入れていて、国内取引所の中でも特に安心感のある存在です。

実はコインチェックは2018年にハッキング被害に見舞われています。仮想通貨バブルの中で起きた事件で、当時はかなり大きく報道されました。そのことでネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれません。一時は一部サービスの停止まで追い込まれたコインチェックでしたが、東証プライム上場企業のマネックスグループの傘下となって経営を刷新したことで徐々に信頼を回復していきました。

顧客資産の管理体制やセキュリティ対策を徹底的に見直した上で、元々評価の高かった使いやすいユーザーインターフェースなどのさらなる強化に取り組み、再び仮想通貨界のトップランナーとして業界をリードする存在に返り咲いたと言えます。アプリダウンロードNo.1はその信頼性と機能性が評価された証だと言えます。

最短5分で口座開設可能なので、この機会に一度仮想通貨取引の入口を作ってみてはいかがでしょうか。

投資を始める第一歩! 口座開設を画像付きで徹底解説

仮想通貨を始める前に、まずはNISAやiDeCoを始めることが最優先です。コアラボではリスクを分散した堅実な投資によって長期的に資産を増やしていく方針を推奨しています。そのためには、まずはNISAを始めるのが第一。

NISAを始めるには、まず口座開設をする必要があります。証券口座はさまざまありますが、一番おすすめは最大手で国内株式個人取引シェアNo.1のSBI証券。証券口座を持っていない人は、まずはSBI証券で口座を開設しておくのが無難です。口座開設の方法は下記に画像付きでやり方をまとめているので、ぜひ参考にして口座を開設してみてください。

①まずはSBI証券の口座開設ページへGo!

この画像をクリックして口座開設のページに遷移

上の画像をタップ・クリックしてSBI証券の口座開設ページへ飛びます。画面の下の方にある『口座開設にすすむ』から口座の申込み画面に進みます。今後の説明はこの画面からのスタートを前提としているので 同じ経路から入ってもらうことをオススメします。

②メールアドレスの登録&認証コード入力
メールアドレスの登録画面に進むので使用できるメールアドレスを入力して、「次へ」ボタンを押します。そうするとそのアドレス宛にメールが届き、6桁の認証コードが記載されているので、確認したらSBI証券の画面に戻り認証コードを入力し、「次へ」ボタンを押します。

お客様情報の設定
「お客様情報の設定」画面になります。ここでは口座開設するために必要な情報を入力していくことになります。居住地から始まり、名前・生年月日・性別・電話番号・郵便番号・住所などを入力していきます。住所の番地のフリガナなどは忘れやすいので注意してください。

納税方法の選択
「納税方法の選択」の部分で申告方法を選ぶことができますが、こちらは、開設する(源泉徴収あり)を選ぶのがおすすめです。画面によっては「SBI証券に任せる」と表示されているかもしれません。これを選んでおくと、自分の代わりに証券会社が納税してくれます。NISAなどの非課税枠のみでの取引であればあまり関係ありませんが、個別株を取引した際に申告漏れにならないようこちらを選んでおくのが無難だと言えます。続きの画面で、「NISAの選択」が現れます。こちらは、後からNISAの口座開設もできるので、無理に申し込まないといけないわけではないですが、事前の説明も踏まえ、基本的にはつみたてNISAの利用を推奨したいので一緒に申し込んでおくといいと思います。

とりあえず口座開設だけ、という人は「今は申し込まない」を選択して先に進んでください。

さらに進むと、住信SBIネット銀行の口座開設を一緒にするかどうかも聞かれます。こちらも任意ですが、同グループのネット銀行であり、使い勝手もいい上に、証券口座との連動性が高いので作っておいて損はないと思います。

iDecoの資料請求
続きの部分でiDeCoの資料請求が必要か聞かれますが、これはお好みで選択してください。またポイントサービスの申し込みについても聞かれるので任意で選択します。普段使っているポイントサービスがあればそちらを選択しておけば問題ないかと思います。これらの入力が終わったら「次へ」を押して進みます。

規約の確認
情報の入力が終わると、『規約』の確認画面に移動します。申込サービスの数に応じて書面が電子データで用意されているので、書面をタップして開き、確認したら下の同意欄にチェックをいれます。
確認するファイル数は申込サービス数によって変わります。すべて確認したら「同意する」ボタンをタップして進みます。

入力内容の確認
これまで入力した内容に間違いがないか確認します。住所などが違っていると後が大変なので、ここでよく確認しておきましょう。入力内容に間違いがなければ「口座開設方法の選択」ボタンをタップします。

口座開設方法の選択
「ネットで口座開設」、「郵送で口座開設」のどちらかを選び、「申し込む」ボタンをタップします。基本的にはネットだけで手続きが完結する上に早く口座開設が完了する「ネットで口座開設」がおすすめです。時間と手間がかかってもいいからここからは紙でやりとりを進めたほうが安心という方は郵送を選んでもいいかもしれません。

申し込み完了画面に移ると、口座番号やユーザーネーム、初期のログインパスワードなどが表示されます。これはこの後で必要になる情報なのでスクリーンショットを取るかあるいは紙にメモするなどして必ず控えておくようにしましょう。控えたら、『保存しました』にチェックを入れ『次へ』で進行します。

本人確認
続いて、本人確認書類を提出していく必要があります。この際、ログイン画面が出てきた場合はさきほどの『ユーザネーム』と『ログインパスワード』を入力し、『ログイン』ボタンをタップして進みます。『口座開設状況の確認』画面へ移動したら『本人確認書類の提出』をタップして進みます。

本人確認書類の提出方法の選択
本人確認のための提出書類・提出方法の選択画面に移動します。「マイナンバーカード」があれば本人確認書類も兼ねているので1枚のみの提出でOKですが、「通知カード」などの場合は、運転免許証などのほかの本人確認書類の追加提出が必要です。

次に、確認書類などの提出方法を選びます。手元に書類があれば、「スマホカメラで撮影して提出」を選ぶとスムーズです。次は口座開設完了通知の受取方法を選びます。

こちらは「メールで受け取り…」がおすすめです。最後に本人の確認方法を選びます。特段理由がなければ『自分の顔を撮影』が簡単です。すべてを選んだら「次へ」ボタンをタップしてください。すると各種の撮影が始まりますので案内に従って操作していけばOKです。

取引パスワード設定
これで申し込みと必要書類の提出は終わり、先方による審査に入っていきます。口座開設の作業としてはここで一段落で、後は実際に使用するにあたっての設定になります。審査が終わるとメール等で連絡がきますので、再度ログインして口座開設状況を確認。そうすると「取引パスワード設定」を求められます。画面の案内通りに本人確認情報を入力し画面を進め、メールアドレスに送られた認証コードを入力の上、取引パスワードを設定します。今後の取引に使うパスワードなので、忘れないようにしてください。

⑩初期設定
取引パスワードの設定が終わるとそのまま初期設定へ進むことができます。取引を始めるには初期設定が必要になるので、これをタップして入力画面に進みます。基本的には画面に沿ってご自身の基本情報を入力します。インサイダー取引などの規制のため職業などを少し詳しく聞かれますが、正直に記入すれば問題ありません。あとは口座からお金を出金するときの振込先金融機関の登録と最後にアンケート的な内容を記入していきます。この際、『投資に関するご質問』という項目の最初に国内株式手数料プランという選択が出てきます。投資スタイルに合わせて2種類のプランから選択できますが、1日に何度も売買するような場合でなければ少額取引の手数料が無料になる『アクティブプラン』を選ぶのがいいかと思います。このプランは後から変更することもできるので特に心配する必要はないです。

これにてSBI証券の口座開設は完了です!
すでにSBI証券の口座を持っていてつみたてNISA口座を作っていない方は、SBI証券のウェブページ等から申し込むことができます。口座開設が終わり、証券口座が利用できるようになったらウェブページあるいはアプリからつみたてNISAの積立設定を行います。購入したい銘柄を選び、積立金額の設定や支払い方法などを入力して設定すれば、あとは自動的にシステムが定例で注文・買付を行ってくれるという仕組みになっています。支払いはクレジットカードで行うこともでき、ここでクレカのポイントを得ることもできます。ここまで設定を行えば、つみたてNISAを始まっていきます。

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