新社会人としての第一歩を踏み出したみなさん、おめでとうございます! 社会人生活のスタートとともに、多くの方が抱く一つの大きな疑問が「貯金」に関することです。特に、社会人1年目の平均貯金額はどれくらいなのか、そして自分はその平均にどのように位置づけられるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか? 毎月の給料、みんながどうやって振り分けているか気になりますよね。
そこで今回は、社会人一年目の貯金額と、私たちコアラボメンバーの経験に基づく社会人一年目に貯金ができなかった理由とその対策、そして今本当にやっておいたほうがいい投資についてまとめてみました。
社会人一年目から計画的に貯金や投資を行うことが大切です。例えばNISAのつみたて投資枠をコツコツと活用することで、将来大きな利益を生み出すことができるかもしれません。
同世代がどのくらい貯金しているのか情報収集しつつ、自分の目標や目的に合った資産作りをしていきましょう。実は貯金は重要じゃない!?
平均貯金額はいくら? 社会人一年目の貯金事情
社会人一年目の平均貯金額は約62万円※。この数字は、社会人1年目を終えた時点での一つの目安と考えることができます。しかし、この金額はあくまで平均値であって、人によって大きく差はあります。貯金額の中で最も多い範囲は50〜100万円で、これに該当する人の割合は約30.2%。一方で、貯金額が0円という人も12.6%、10〜20万円が16.6%、100万円以上を貯めている人が13.6%という結果となっています。
このように、社会人1年目の貯金額には個人差が大きいことがわかります。その背景には、初任給の額、生活費の違い、一人暮らしや実家暮らしの違い、そして何よりも個人の貯金に対する意識の差は人によって大きく異なりますよね。また、院卒と大卒、高卒では平均月収にも差があり、それぞれの生活状況によって、貯金に回せる金額にも大きな違いが生まれます。
※参照「ソニー生命 社会人1年目と2年目の意識調査2022」https://www.sonylife.co.jp/company/news/2022/nr_220421.html
理想的な貯金の目安
理想的な月々の貯金額の目安は、手取り収入の約3割とされています。しかし、状況によっては3割を貯金に回すことは難しい場合もあります。家賃の高い東京で一人暮らしだったりすると、生活費でほとんどなくなってしまうという人もいると思います。重要なことは、自分の収入や支出をしっかりと把握し、無理のない範囲で貯金額を設定することです。
社会人1年目の平均貯金額は約62万円という目安がありますが、最終的には個々人の生活状況や貯金に対する意識が大きく影響します。自分自身の実情に合わせて、無理なく続けられる貯金計画を立てることが、貯金成功の第一歩と言えるでしょう。
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貯金ができない主な理由とその対策
社会人生活をスタートさせたばかりの新社会人が、なぜ貯金に苦労するのでしょうか? その背景には、いくつかの共通した理由があります。ここでは、社会人1年目が貯金できない主な理由と、それぞれに対する対策を掘り下げていきましょう!
貯金ができない理由① 初期費用の負担
社会人としての生活が始まると、仕事用の服装や通勤手段、さらには新たな生活環境のための家具や家電など、初期に必要な出費がかさみます。これらの初期費用は、貯金を始める前に大きな負担となり得ます。
初期費用の対策:
- 事前準備
・就職活動中や卒業前に、徐々に必要なアイテムを揃える。
・敷金や礼金があまりかからない家選びをする - 中古品の活用
・家具や家電は中古品を積極的に活用する
・メルカリやジモティーといったサービスを活用して安く手に入れる
貯金ができない理由② 生活費の増加
一人暮らしを始めた場合、実家暮らしと比べて生活費が大幅に増加してしまいます。家賃、光熱費、食費など、毎月の固定費によって貯金をする余裕がなくなってしまうことは多々あります。また、新しく電気代やインターネット料金、携帯代などさまざまな固定費がかかってきます。これらは必ず毎月支払いが必要となるので、なるべく安く抑えたいですね。
生活費増加の対策:
- 予算管理
・生活費の予算をしっかりと立て、無駄遣いを避ける。
・支出一覧を可視化し、減らせる支出を明確にする - 家計簿アプリの利用
家計簿アプリを活用し、日々の支出を簡単に記録する。 - 節約術
・なるべく自炊をし、食品を削減する。
・安いスーパーやお店を活用する - 固定費の見直し
定期的に固定費(携帯電話料金、インターネット料金など)を見直し、より安価なプランに変更することで、支出を減らしましょう
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貯金ができない理由③ 明確な貯金目標の欠如
将来に対する明確な計画がなく、貯金をする具体的な目標が設定されていないと貯金のモチベーションが維持しにくくなります。
対策:
- 目標設定
・短期・中期・長期の貯金目標を設定し、それに向けた計画を立てる。 - 投資信託の積立やNISAのつみたて投資枠の活用
・つい使ってしまう人は、自動で積み立てる投資を活用する - 自動振り込みの設定
銀行の自動振り込み機能を利用して、毎月一定額を自動で貯金口座に移すように設定しましょう。 - 貯金専用口座の利用
日常の出費とは別に、貯金専用の口座を作ることで、貯金への意識を高めることができます。
貯金ができない理由④ 収入に見合わない支出
収入が増えると、それに比例して支出も増えがちです。特に社会人になりたてのころは、新たな生活様式や交際費などで出費が増える傾向にあります。
対策:
- 支出の見直し
・定期的に支出を見直し、必要ないサービスや商品に対する支出を削減する。 - 優先順位の設定
・支出をする際には、その必要性と優先順位を考え、重要でない出費は控える。 - 「24時間ルール」を実践する
購入を考えているものがあれば、24時間待ってから再度その必要性を考える。この時間を置くことで、衝動的な購入を防ぐことができます。
社会人1年目は、貯金を始めるにあたって多くの障壁が存在しますが、これらを乗り越えることで貯金への第一歩を踏み出すことができます。上記の対策を実践することで、無理なく貯金を増やしていくことができるでしょう。
社会人一年目から貯金をすることはなかなか大変だと思いますが、目的や目標がしっかりしていれば意外とできるものです。まずは一年目で50万円!100万円!など目標を立ててみましょう。
支出を減らすためには、支出の内容をしっかりと把握するのも大切ですね。どんなことに無駄遣いをしているかがわかれば、意識することで支出を減らすことはできます!
貯金だけではリスクあり!社会人一年目からやっておくべき投資
社会人1年目から貯金を始めることは大切ですが、ただ貯金するだけではなく、そのお金を賢く増やす方法も知っておくことが重要です。ここでは、初心者でも理解しやすい基本的な投資知識と、お金を増やすためのアプローチを紹介します。
貯金だけでは不十分な理由
最もリスクが低い投資の一つが定期預金です。銀行に一定期間お金を預けることで、決められた利息を受け取ることができます。原本が減るリスクはほとんどありませんが、その分利息率は低めです。また、預金額自体は減らなくても、円の価値が下がることがあります。円の価値が下がると当然物価が高くなるため、実質預金額が減ることのなります。そのため、自分の資産を守る上で貯金や定期預金だけでは不十分と言えるでしょう。
まずは何をやるべき? 社会人一年目におすすめな投資方法
では、社会人一年目の人はどうするべきなのでしょうか? やはりまずは貯金は重要です。その理由は、現金がなければなかなか自分のやりたいことができませんし、何かに備えることもできません。貯金が全くないという人は、まずは100万円を目指して貯金をはじめましょう。一方で、貯金をしながら並行して行える投資は多々あります。今回は、貯金をしながらも投資ができる方法について簡単に説明します。
NISA:つみたて投資枠
まず大事なことは、NISAをしっかりと活用することです。NISAは利益が非課税になるおいしい制度。これを活用しない手はありません。なかでも新社会人の人におすすめなのは、「つみたて投資枠」。これにより毎月投資信託に積立、複利を活用しながらコツコツと資産を増やしていくことが一番堅実かつ効率的な投資方法といえます。
最もおすすめなのは、オルカンこと「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」。オルカンとは、世界全体の株価指数に連動する投資信託で、世界中の株式に分散投資を行うことができます。株価は長期的に見れば上がっていくものですが、もちろんさまざまな原因の不況によって下がることもあります。そのため、日本やアメリカだけでなく、世界中に分散ができるこの銘柄が非常に人気です。
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NISA:成長投資枠
つみたて投資枠の方が優先的ではありますが、もし資金に余裕のある人は、成長投資枠も活用してみてください。成長投資枠は、年間上限360万円まで投資ができるNISA枠で、つみたて投資枠と異なり積立設定はできませんが、投資信託やETFに対して一括(自分の好きな分)で投資ができます。
この成長投資枠でもつみたて投資枠と同様、オルカンに投資を行うことができます。一方でつみたて投資枠と同じ銘柄を購入するよりも別の銘柄に投資を行ったほうが分散ができます。例えば、オルカンに次ぐ人気なのはアメリカの主要500社の株価に連動した「S&P500」。世界一の経済大国アメリカの株価は非常に安定しており、S&P500はこれまで安定して大きな成長を遂げています。
S&P500の投資信託やETFに投資を行うのも堅実な投資方法の一つといえます。
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ふるさと納税
ふるさと納税は、好きな地方自治体に寄付をすることで返礼品がもらえる制度。この寄付した金額分のうち2000円を超える金額分は税金の控除が受けられます。つまり、実質2000円の負担でさまざまな返礼品がもらえるという制度です。この返礼品は、ふるさと納税ポータルサイトから好きな地方自治体、返礼品を選ぶことができます。よくあるのはお肉やカニ、トロといった食材から旅行券や家電、その土地の名産品などさまざまです。
このふるさと納税は、まったく損がないといっても過言ではない制度です。社会人一年目にふるさと納税をしておくと、翌年の社会人二年目に支払う住民税がふるさと納税した分控除されます。この制度は絶対に活用しておきましょう!
ふるさと納税を始めるなら「マイナビふるさと納税」。寄付金の10%が無条件でポイント還元されるのはマイナビふるさと納税だけです。ふるさと納税は得しかない神制度。いくら分ふるさと納税に使えるかをシミュレーションして、その金額分の返礼品をもらおう!
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まとめ:貯金は大事。でも投資も大事。
①貯金がない人はまずは貯金。月々の貯金額の目安は手取りの3割。
②並行してNISAのつみたて投資枠を始めよう。おすすめは投資信託の「オルカン」
③ふるさと納税の活用は絶対!実質2000円分の負担で返礼品をゲットしよう
いかがでしたか? 同じ新社会人の貯金金額は平均62万円ということでしたが、大事なことは自分の給料の中で無理せず資産を積み上げていくことです。もし自己投資に使いたいなら、そのときはそちらを優先してもいいと思います。しかし、ただただ目的もなく貯金だけをすることは逆に危険です。貯金をしながらも、いろんな資産に分散ができるようNISAの活用は絶対にしておきましょう。また、ふるさと納税は得しかない制度なので、これも恩恵を受けないともったいないです。
今回の記事を参考に、堅実に資産を作りながらよい社会人ライフを過ごしてください!