ROEとは? ROEの意味と株への活用方法をわかりやすく解説

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投資の基礎知識

今回は投資の世界では必ず知っておきたい重要なキーワード、ROEとは何かについて説明します。ROEを理解することで、あなたの投資戦略がさらに広がります。「なんとなく知っているけど説明はできない」「投資に活かしたことがない」という方も、用語の説明だけでなく、投資への活用方法まで解説しておりますので、この記事を読んでぜひ理解を深めてみてください!

この記事でわかること
ROEとは何か、その意味
ROEの調べ方
ROEを投資に活かす方法

この記事を書いた人
コアラ先生

Youtuebチャンネル「コアラ先生の時事ネタ祭り」で、ニュースや社会問題から投資情報の解説動画を配信。登録者は25万人超。個人投資家の一面もあり、自分で体験して得た知識を視聴者にも共有したいという想いから投資情報サイト「コアラボ」を設立。日々投資情報の研究に勤しんでいる。

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ROEとは? ROEの意味を解説

ROEとは「Return On Equity」の略で、日本語では「自己資本利益率」と呼ばれています。これは、企業が自己資本をどれだけ効率良く運用しているかを示す指標です。具体的には、純利益(税引き後の利益)を自己資本(企業が自分で調達した資本)で割ったものがROEです。簡単に言えば、「1円の自己資本からどれだけの利益を生み出すことができたか」を示す数値ですね。

計算式:ROE(%)=純利益÷自己資本×100

ROEが高ければ高いほど、企業は自己資本を効率よく利用しているということ。つまり、企業の収益力が強いということです。逆にROEが低ければ低いほど、その企業は自己資本を有効に活用していない、あるいは収益力に問題がある可能性があります。

ここで具体例を挙げてみましょう。例えば、ある企業が自己資本が1,000万円で、それを使って100万円の純利益を上げた場合、そのROEは10%になります。これは、1,000万円の自己資本から10%の利益を生み出すことができたということを意味します。

さらに、例えば企業が機械設備などの資本投資を行った場合を考えてみましょう。新しい機械を導入することで、生産効率が上がり、それによって利益が増えたとします。この場合、その増加した利益が投資した資本に対してどれだけのリターンをもたらしたかが、ROEで評価できます。つまり、ROEは投資した資本に対するリターンの効率を見ることができる指標なのです。

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ROEはどこで調べられるの?

純利益の数値を見つけて計算することでROEを求めることができます。しかし、現在では数多くの金融ウェブサイトや投資情報アプリが企業の各種データを提供しており、ROEはその中の一つです。それらを利用すれば、計算せずとも一目でROEを知ることが可能です。

ROEの株式投資への活用方法は?

ROEを株式投資に活用する一つの方法は、投資先として高ROEの企業を選ぶことです。高ROEの企業は効率的に利益を生み出す能力があると考えられるため、その企業の株を保有することで長期的に見てリターンを得やすいとされています。ただし、ROEだけを見ると一部の情報しかわからないため、他の財務指標と合わせて分析することが重要です。

また、企業のROEを一定期間にわたり追跡することも有効です。ROEが上昇傾向にある場合、それは企業が自己資本をより効率的に使っている、つまり収益力が向上していると解釈できます。一方、ROEが下降傾向にある場合は警戒が必要です。その企業の収益力が低下しているかもしれないからです。

まとめ:ROEとは何かを理解して投資に活用しよう

以上が、ROEとは何かについてと、投資への活用方法についての解説でした。ROEとは何かを理解し、適切に活用することで、あなたの投資戦略はきっとパワーアップするでしょう。しかし、ROEだけで判断することはできません。その他の指標も確認して、総合的に判断する上で投資先を決める必要があります。そのため、他の用語について覚えることも大切です。

投資を始めるにはまずはこれ! 口座開設を画像付きで徹底解説

ROEを活かして投資をしてみたいという方は、まず口座開設をする必要があります。証券口座はさまざまありますが、一番おすすめは最大手で使いやすさもNo.1のSBI証券。証券口座を持っていない人は、まずはSBI証券で口座を開設しておくのが無難です。口座開設の方法は下記に画像付きでやり方をまとめているので、ぜひ参考にして口座を開設してみてください。

①まずはSBI証券の口座開設ページへGo!

この画像をクリックして口座開設のページに遷移

上の画像をタップ・クリックしてSBI証券の口座開設ページへ飛びます。画面の下の方にある『口座開設にすすむ』から口座の申込み画面に進みます。今後の説明はこの画面からのスタートを前提としているので 同じ経路から入ってもらうことをオススメします。

②メールアドレスの登録&認証コード入力
メールアドレスの登録画面に進むので使用できるメールアドレスを入力して、「次へ」ボタンを押します。そうするとそのアドレス宛にメールが届き、6桁の認証コードが記載されているので、確認したらSBI証券の画面に戻り認証コードを入力し、「次へ」ボタンを押します。

お客様情報の設定
「お客様情報の設定」画面になります。ここでは口座開設するために必要な情報を入力していくことになります。居住地から始まり、名前・生年月日・性別・電話番号・郵便番号・住所などを入力していきます。住所の番地のフリガナなどは忘れやすいので注意してください。

納税方法の選択
「納税方法の選択」の部分で申告方法を選ぶことができますが、こちらは、開設する(源泉徴収あり)を選ぶのがおすすめです。画面によっては「SBI証券に任せる」と表示されているかもしれません。これを選んでおくと、自分の代わりに証券会社が納税してくれます。NISAなどの非課税枠のみでの取引であればあまり関係ありませんが、個別株を取引した際に申告漏れにならないようこちらを選んでおくのが無難だと言えます。続きの画面で、「NISAの選択」が現れます。こちらは、後からNISAの口座開設もできるので、無理に申し込まないといけないわけではないですが、事前の説明も踏まえ、基本的にはつみたてNISAの利用を推奨したいので一緒に申し込んでおくといいと思います。

とりあえず口座開設だけ、という人は「今は申し込まない」を選択して先に進んでください。

さらに進むと、住信SBIネット銀行の口座開設を一緒にするかどうかも聞かれます。こちらも任意ですが、同グループのネット銀行であり、使い勝手もいい上に、証券口座との連動性が高いので作っておいて損はないと思います。

iDecoの資料請求
続きの部分でiDeCoの資料請求が必要か聞かれますが、これはお好みで選択してください。またポイントサービスの申し込みについても聞かれるので任意で選択します。普段使っているポイントサービスがあればそちらを選択しておけば問題ないかと思います。これらの入力が終わったら「次へ」を押して進みます。

規約の確認
情報の入力が終わると、『規約』の確認画面に移動します。申込サービスの数に応じて書面が電子データで用意されているので、書面をタップして開き、確認したら下の同意欄にチェックをいれます。
確認するファイル数は申込サービス数によって変わります。すべて確認したら「同意する」ボタンをタップして進みます。

入力内容の確認
これまで入力した内容に間違いがないか確認します。住所などが違っていると後が大変なので、ここでよく確認しておきましょう。入力内容に間違いがなければ「口座開設方法の選択」ボタンをタップします。

口座開設方法の選択
「ネットで口座開設」、「郵送で口座開設」のどちらかを選び、「申し込む」ボタンをタップします。基本的にはネットだけで手続きが完結する上に早く口座開設が完了する「ネットで口座開設」がおすすめです。時間と手間がかかってもいいからここからは紙でやりとりを進めたほうが安心という方は郵送を選んでもいいかもしれません。

申し込み完了画面に移ると、口座番号やユーザーネーム、初期のログインパスワードなどが表示されます。これはこの後で必要になる情報なのでスクリーンショットを取るかあるいは紙にメモするなどして必ず控えておくようにしましょう。控えたら、『保存しました』にチェックを入れ『次へ』で進行します。

本人確認
続いて、本人確認書類を提出していく必要があります。この際、ログイン画面が出てきた場合はさきほどの『ユーザネーム』と『ログインパスワード』を入力し、『ログイン』ボタンをタップして進みます。『口座開設状況の確認』画面へ移動したら『本人確認書類の提出』をタップして進みます。

本人確認書類の提出方法の選択
本人確認のための提出書類・提出方法の選択画面に移動します。「マイナンバーカード」があれば本人確認書類も兼ねているので1枚のみの提出でOKですが、「通知カード」などの場合は、運転免許証などのほかの本人確認書類の追加提出が必要です。

次に、確認書類などの提出方法を選びます。手元に書類があれば、「スマホカメラで撮影して提出」を選ぶとスムーズです。次は口座開設完了通知の受取方法を選びます。

こちらは「メールで受け取り…」がおすすめです。最後に本人の確認方法を選びます。特段理由がなければ『自分の顔を撮影』が簡単です。すべてを選んだら「次へ」ボタンをタップしてください。すると各種の撮影が始まりますので案内に従って操作していけばOKです。

取引パスワード設定
これで申し込みと必要書類の提出は終わり、先方による審査に入っていきます。口座開設の作業としてはここで一段落で、後は実際に使用するにあたっての設定になります。審査が終わるとメール等で連絡がきますので、再度ログインして口座開設状況を確認。そうすると「取引パスワード設定」を求められます。画面の案内通りに本人確認情報を入力し画面を進め、メールアドレスに送られた認証コードを入力の上、取引パスワードを設定します。今後の取引に使うパスワードなので、忘れないようにしてください。

⑩初期設定
取引パスワードの設定が終わるとそのまま初期設定へ進むことができます。取引を始めるには初期設定が必要になるので、これをタップして入力画面に進みます。基本的には画面に沿ってご自身の基本情報を入力します。インサイダー取引などの規制のため職業などを少し詳しく聞かれますが、正直に記入すれば問題ありません。あとは口座からお金を出金するときの振込先金融機関の登録と最後にアンケート的な内容を記入していきます。この際、『投資に関するご質問』という項目の最初に国内株式手数料プランという選択が出てきます。投資スタイルに合わせて2種類のプランから選択できますが、1日に何度も売買するような場合でなければ少額取引の手数料が無料になる『アクティブプラン』を選ぶのがいいかと思います。このプランは後から変更することもできるので特に心配する必要はないです。

これにてSBI証券の口座開設は完了です!
すでにSBI証券の口座を持っていてつみたてNISA口座を作っていない方は、SBI証券のウェブページ等から申し込むことができます。口座開設が終わり、証券口座が利用できるようになったらウェブページあるいはアプリからつみたてNISAの積立設定を行います。購入したい銘柄を選び、積立金額の設定や支払い方法などを入力して設定すれば、あとは自動的にシステムが定例で注文・買付を行ってくれるという仕組みになっています。支払いはクレジットカードで行うこともでき、ここでクレカのポイントを得ることもできます。ここまで設定を行えば、つみたてNISAを始まっていきます。

皆さんが今日学んだことを生かして、より賢い投資を行えることを祈っています。それでは、次回もお楽しみに!

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